バッテリーとプラグを点検

点検

自慢のハーレーで仲間とツーリングに繰り出すことは本当に楽しいものです。普段の街乗りでは得られない「ワインディングを疾走していく爽快感」はバイク乗り、中でもハーレーライダーの醍醐味といえます。できるなら帰宅までトラブルなく楽しみたいものです。

エンジンがかからないなど外出先での不意の故障は、後から振り返ると笑い話にもなりますが、できれば避けたいトラブルです。
そんなトラブルに見舞われないためには「転ばぬ先の杖」のことわざ通り、日頃からのしっかりとしたメンテナンスが肝心です。

この種のトラブルはとくに始動に関して発生しがちなので、気をつけるべきポイントはバッテリーとプラグです。

バッテリーは走行距離が伸びれば充電量が減っていき、発電能力も劣化していきます。
日本国内では信号と信号の間の距離が短く、短距離でストップ&ゴーを繰り返します。このような状態はバッテリーに負担をかけてしまいます。普段から気をつけるポイントはアイドリング時間をしっかりとることと、乗っている距離が短い場合は家に帰るのに少し遠回りをして距離を伸ばすなどして、バッテリーが充分に発電と充電ができるようにしてあげることです。

また点火プラグも汚れていると必要な電力があっても発火しづらくなるので、まめに掃除してあげる必要があります。
愛車をいたわって気にかけてあげると不意の故障の防止にもつながります。普段からエンジンのかかり具合に気を使って、少しでもかかりが悪ければバッテリーとプラグを点検します。